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お知らせ
2020年6月18日
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地域で認知症についての講演会を開きました!

6月9日に湖陵の板津地域で高齢者向けの講演会を開きました。今年は新型コロナウイルスの影響もあり開催できるか不安でしたが、無事開催することができ、1年ぶりに地域の皆様と元気にお会いすることができました。

講演会の流れとしてまず、実習生2人が自己紹介と簡単に薬についての説明をさせていただいた後、認知症についてスライドを用いて説明させていただきました。認知症と物忘れの違いや認知症にも3つの種類があること、認知症の初期症状のなかで日常生活で見られることなどについて熱心に聞いていただけました。そのあと、講演の感想や薬・生活習慣に関する疑問やお悩みに答えさせていただきました。普段使っている薬との飲み合わせについての疑問や他科受診の際に気を付けることなどを伝えさせていただきました。みなさんご自身の薬に関して知識も関心もあり、普段の生活の中できちんと薬のことを考えていらっしゃるのだなと思いました。

私は、皆さん一度は使ったことのある胃薬について説明させていただきました。一言で胃薬と言ってもいくつも種類があり、市販されているものや処方箋でしか出すことができないものなど様々です。それぞれ働き方が違うため効果の出方や強さ、副作用なども違います。そのため、ご自身の症状をお医者さんに伝えることが大切ですし、副作用防止のために他の薬と一緒に出されていることが多いので、きちんと服用していただくように伝えさせていただきました。その観点から、ご自身のその時の症状に合ったものが出されているか、または自分で購入できるかといった面を考えていただく機会になれば幸いです。お話させていただいている中で、「私はこの薬使ってるよ!」と声があったり、たくさん反応をいただいて熱心に聞いていただけているのだなと感動しました。薬とうまく付き合ってみなさんが健康に生活されるために、お役に立てていればうれしいです。薬剤師を目指している自分にとって、とてもよい機会となりました。ありがとうございました。(安田女子大学 今田樹)

僕は、地域の高齢者の方々に薬局はどのような活動をしているのかを見学させていただきました。薬剤師は薬局の中の調剤業務だけでなく、地域の方々に講演会を開き、地域の方々の健康増進のために日々取り組んでいることを学びました。今年は認知症についての話を聞き薬剤師が講演会などで行う工夫もいろいろ発見することができました。高齢者の方々へのスライドということもあって専門用語を用いず、スライドは絵や図を多めにし、途中で小話を挟んで休憩をとったりと、とてもわかりやすく長時間聞いていても疲れにくい工夫が成されていて、専門知識以上に人のために何ができるかを鍛錬した薬剤師の姿を見ることができました。ずっと話し続けるだけでなく高齢者の方の反応を伺い、途中で会話を混じえながら話す薬剤師の姿を見て”自分も地域の方々のことを想い、地域の方々のために行動できる薬剤師になりたい”と強く思いました。このようなコミュニケーションをとる機会を作って頂き薬剤師の仕事の中に楽しさを見つけることができました。この経験をこれからの勉強に生かしていきます。
ありがとうございました。(広島国際大学 川中涼)

今後とも、地域に根付いた薬局を目指して、地域の皆様の健康相談なども行って参ります。

もも薬局 本店 森木浩史

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