嫁島店の清水です。
去る3月19日、こちらのホームページでもご紹介させていただきましたが、在宅診療所まつえ様にて第1回 在宅医療ミーティングが開催されました。
参加者はおよそ30名とほぼ満員で、在宅医療への関心の高まりがうかがい知れるようでした。
今回は院長の坂口先生のご挨拶と、在宅医療DVD上映、意見交換という流れでした。
DVD上映会では笑い声が漏れたり最後は少ししんみりなったりと皆さま大変興味深くご覧になられていたようです。
意見交換の場では、どのような患者さまが在宅医療の適応になるのかというご質問や、日々困っておられる患者さまのことでのご相談などが出、在宅医療の実際について理解を深めることができる内容となりました。
『在宅医療』という言葉には『終末期』というイメージが強く結びついてしまいがちですが、実際はそうイコールでもありません。何らかの理由で、通院が困難になる方がたくさんおられます。私はこれまで、在宅医療や介護の支援を受けながら、農作業をしたり、鳥を見に近くの川に行ったり、ラジオやテレビで見たことを沢山教えてくれたりしてくれる患者さまをみてきました。
住み慣れた「ご自宅」での生活を送るために、看取りになってしまう前に、早くから介入し患者さま・ご家族さまと関係を築きながら療養を支援していくことはとても重要で、望まれていることだと考えます。
「ご自宅」での生活を望む患者さまがその想いをかなえられるように、私もできることをやっていこうと鉢巻を締めなおすような気持になりました。
次回は5月を予定しておられるようです。詳細が分かり次第こちらでもご紹介させていただきます。